この節の研究
8. 第二の状態は、主のものと、人のエゴのものが分離される状態です。主のものとは〈みことば〉では「残果」と言われ、人が幼児期から教わる信仰の認識を指します。この残果は、第二の状態にいたるまで隠れていて現れません。肉体的・現世的・エゴ的なものを鎮圧・滅却するには、試練、不運、悲嘆が必要です。
試練なしで済ませることは、現在ではめったにありません。こうして外部人間が、内部人間から切り離されます。そして内部にあるのが、残果です。これは主がこの時、この役立ちのために、隠されていたものです。
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