天界の秘義#12

作者: エマニュエル・スウェデンボルグ

この節の研究

  
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12. 第六の状態は、信仰と愛に始まって真理を口にし、善を行うときの状態です。そのとき生み出されるものは、いわゆる「有魂生物、家畜」です。ここで信仰と愛が動機づけとなって行動し始めますから、「像」と呼ばれる霊的人間になります。本人は、霊的〈いのち〉を喜び味わい、信仰の認識と仁愛の行いから養分を得ます。その養分こそ「人の食べ物」です。そして本人の自然的〈いのち〉は、肉体的・感覚的事物を喜び味わい、養分を与えられます。肉体と感覚がもとで戦いがあるものの、愛が支配し、天的人間になります。

  
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